株は利益を得ることが目的ですが、利益と損失は常に付きまとっているものです。リターンを追い続けることとリスクを避け続けることは、どちらが大事なのでしょうか?

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中国の規制が原因で日経平均株価が下落はデメリット?

2016年に入り、12月末の大納会で期待された大発会の株安は、過去にない5営業日連続の日経平均株価下落で、これは戦後初の暴落であり、平均株価は5日間で計1335円の大下げとなりました。
この原因には、中国経済の先行き不安や地政学リスクの高まりにより、大幅下落となったと考えられます。

さらに、原油安や北朝鮮の水爆実験などの懸念が投資家心理に追い打ちをかけました。
年明けから中国株価下落を懸念した中国政府は取引規制であるサーキットブレーカーを実行し、下落幅に拍車を掛け、世界同時株安を引き起こしたため、日経平均株価にも大きく影響を与えました。
この規制の実施により、米国株式市場であるニューヨークダウも5日間で1078ドル安という大幅安で、世界の株式市場の中心でもあるニューヨークダウ下落がさらに日本市場にも影響を大きく与えています。

市場というもの、世界中の投資家により売り買いが行われ、自然の流れを持つため、政府による規制を掛けるとリスクとなることがあります。
自動車のブレーキを坂道で踏み続ければブレーキそのものに熱を持ち、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが利かなくなる様と同様で、エンジンブレーキのサポートを得てブレーキングを行わなければ事故となります。

その例えと同様で、ブレーカーをブレーキと例えるなら、一気に踏み過ぎたブレーキにより加熱し過ぎた市場がその作用とは逆に大きく作用することが分かります。
多くのプロの予想を下回る大発会からの幕開けですが、相場が下げ止まると、一気にリバウンドとなる可能性もあり、投資家の中には仕込みのタイミングであると考える人も多いです。
相場を長期で見た場合、下げが儲けのチャンスとなることが多いでしょう。